The Secret Language of Eating Disorders 〜あなたの大切な人が拒食症になったら

勇気

2007年06月01日Posted in 2007年06月 by hayamataro

I先生のアドバイス通り
食事の量を増やしてから1ヶ月が経った

食べるスピードが遅くなったのが少し気になる
箸で小さく刻みながら食べるようになった
自分なりに病気の心に苛まれない食べ方を見つけたのかもしれない

それでも全部残さずに食るし、量的にも大人と同じ程度の量を食べている
食べた後も比較的落ち着いている
食べることについては今のところ問題ないように思える

しかし運動をしたい欲求は依然とても強い
散歩に行きたいと数分おきに訴えてくる
家の中では常に立っている
座ったら?と言っても絶対に座らない
早いときは朝5時頃に起きて、つっ立って本を読んでいる

学校でも出来る限り運動しようとしているようだ
休み時間になると真っ先に校庭へ出て
ひたすら鉄棒をしているらしい

家族で車で出かけることもできなくなってしまった
座るのが嫌なのか、車に乗せるとずっと泣いている

少し強く言って運動をやめさせようとすると、とても苦しそうに泣く
心が引き裂かれる思いがする
それに強制するのも逆効果のように思えて
仕方なく許してしまっているからなかなか体重が回復しない

座って絵を書かせたり、みんなでトランプをしたり
だましだまし休ませようとしても長続きしない

正直なところ
この駆け引きにも少し疲れてきた


「運動をしたいのは病気の心
 本当は運動なんて必要ないんだよ
 パパと一緒に病気の心に逆らって立ち向かおう」

神様、どうかユミに勇気をください

感謝

2007年06月10日Posted in 2007年06月 by hayamataro

ユミに給食を食べさせるために毎日学校に行ってくれている妻

急な相談にもいつも親身になって答えてくれるI先生、C先生

真摯にユミと向き合い、不屈に治療法を模索してくれているM先生

この難解な病気と対峙することになった者に勇気と励ましと、そして終わりがあることを示してくれたPeggy

みんな、本当に感謝しています
みんな、本当にありがとう


でも
私は何をしているのだろう

疲れと焦燥感で
もうあきらめてしまいそうになる

早くユミの病気の心の巣を見つけないと

梅雨入り宣言

2007年06月14日Posted in 2007年06月 by hayamataro

梅雨入り宣言が発表された

ユミの散歩は雨だろうがおかまいなしだ
今日も2人で雨合羽を着て灯台まで行ってきた

ずぶ濡れになっても
楽しそうに両腕を振って歩くユミ

でもパパはつらいよ

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